阿部慎之助選手

プロ野球巨人の名捕手、阿部慎之助選手の実績を紹介

阿部慎之助選手

2000年にドラフト1位でプロ野球球団の巨人に入団した阿部慎之助選手は、捕手として数々の記録を打ち立ててきました。 2001年、巨人の捕手としては22年ぶりに開幕でマスクをかぶり、4打点を挙げる活躍。 その年に13本のホームランを放つなど打撃面に非凡なものを見せつけ、早くも正捕手としての座を射止めました。

以降長らく、絶対的扇の要として投手陣から絶大な信頼を得るだけでなく、打撃でもクリーンアップを務めるなど獅子奮迅の活躍を見せます。 2010年には44本塁打を放ち、左打ちの捕手としては史上初の記録を打ち立て、さらに2012年には打率.340を記録し、こちらも捕手として史上最高の成績を残しました。 一方で2007年にはチームの主将に就任します。4番、正捕手、主将の3役をこなす時期もあり、まさにチームの象徴として君臨しました。

「このチームは阿部慎之助のチームである」。 2002年から一度の休養期間を含め、2015年まで巨人の監督であった原辰徳氏をしてそういわしめる存在だったのです。 しかし、度重なるケガと加齢による衰えにより、2015年からは主に一塁手としてスタメン出場する機会が多くなりました。

それでも、ピンチの時には投手に激を飛ばすなど、依然としてチームになくてはならない存在となっています。 2015年シーズン終了時点で通算安打数は1831本。 プロ野球名球会入りの基準である2000本安打まであと169本と迫っており、その達成が目前となっています。

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