石川雅規選手 投手

名球界入りが期待できるプロ野球選手石川雅規投手

石川雅規

2015年のプロ野球ペナントレースを制したのは東京ヤクルトスワローズでしたが、投手陣で一番貢献したのはチーム最多勝利を記録した石川雅規だろう。イニング数は約146回と物足りなさも感じるが、完封勝ちも含む13勝と、この年齢にしては十分すぎる活躍だった。

石川は秋田商業高校で甲子園出場経験もありますが、青山学院大学に進学後、2001年にヤクルトスワローズに自由獲得枠で入団しました。新人ながら12勝をマークし、その年の新人王に輝き、この2015年まで11度の2桁勝利を含む、通算144勝をあげている球界を代表する投手です。

170cmに満たない小柄な体格でこの成績を残していることこそが、石川の最大の魅力でしょう。150kmを超える剛速球もなければ決定的な決め球となる変化球もありませんが、テンポ良くコントロール良く投げ込みます。典型的な打たせてとるタイプのピッチャーと思われがちですが、100奪三振も6度記録しています。

通算144勝をあげていますが、来年には36歳となるので、名球界入りの条件となる200勝に届くかは微妙な状況ですが、プロ野球選手を目指す小柄な球児たちにとっては素晴しいお手本であり続けるでしょう。

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