金子千尋選手 投手

将来プロ野球名球会入りが有力視される選手、金子千尋

金子千尋

日本のプロ野球界では、日本かあるいは日米通算で打者なら通算安打2000本以上、投手は200勝以上かまたは250セーブ以上の成績を残すと、名球会入りすることができます。但し、開始が日本のプロ野球界であることに限ります。 現役選手の中では、オリックスの金子千尋投手もこの名球会入りが有力視されている選手の一人です。

金子千尋は、社会人野球でクローザーとして実績を残していたこともあり、2004年に当時存在していた自由獲得枠でオリックスへ入団、将来を嘱望されていました。 入団後は肘の怪我により出遅れたものの、入団二年目の2006年には中継ぎで初勝利を記録、シーズン終了までに6勝をあげ、徐々に頭角を現します。2007年の途中からは先発要員となり、8月に先発で初勝利、三年目にして入団最多の10勝を記録しました。

2008年には初めて開幕投手に抜擢され、ファンの期待通りの好投をみせ白星をあげます。2010年は防御率こそ3点台だったもののキャリア最高の17勝をあげ、2011年には4年連続の二桁勝利を達成し、押しも押されぬエースとして球団を支える投手となりました。 その後は怪我に泣かされながらも2013年に15勝、2014年に16勝と着実に白星を重ね、2015年までに通算97勝と、確実に名球会入りへ近づいています。

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