黒田博樹選手 投手

プロ野球名球会入りに一番近い男、黒田博樹選手。

黒田博樹

2015年のシーズンを終え、プロ野球名球会入り条件の200勝にもっとも投手として近づいているのが黒田博樹である。最近は先発、中継ぎ、抑えと明確な分業制となり、また先発投手は中6日の間隔を取ることが多くなったため、200勝到達までのハードルが非常に上がっています。

黒田は7年間にわたりメジャーリーグで活躍していたため、現在日米通算で193勝となっています。おそらくアメリカに行かずに日本のプロ野球に残っていたとしたら、すでに200勝を達成していたと思われますが、メジャーリーグでも非常に安定した成績を残し、日本人選手、特に投手の価値を非常に高めたことは最大の功績ではないでしょうか。

複数年契約を結ばず、常に1年1年の契約にこだわり続ける姿勢は、まさに勝負の世界に生きている男と呼ぶに相応しい存在です。2014年もヤンキースで11勝をあげ、ローテーションの一角として活躍し、翌年も複数のメジャー球団から具体的なオファーが提示されていました。それでも古巣の広島カープを選び、日本に帰ってくるという誰もが驚く決断をしました。

200勝まであと7勝と迫っているので、大きな怪我などなければ2016年のシーズン中での達成は間違いないところでしょう。

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