郭 源治

日本プロ野球の名外国人、踊る守護神、郭 源治

郭 源治

日本のプロ野球にはアメリカを中心として様々な国から外国人選手がやってきています。 その中でも、台湾からは中日ドラゴンズを経てメジャーリーグで活躍するチェン・ウェインを始め、毎年のように活躍する選手が出てきています。

そんな台湾人プロ野球選手の草分け的存在が、中日ドラゴンズにかつて所属していた郭 源治でした。 彼は台湾で農家の子として産まれ、やがて台湾リトルリーグのメンバーに選ばれました。 その後陸軍で兵役に服している際に台湾代表として日本代表との戦いで完封勝利を収め、この結果もあり中日ドラゴンズと契約を結ぶこととなりました。

来日後は先発としてそこそこの実績を残しますが、彼に転機が訪れたのは1987年のことでした。当時の抑え投手牛島和彦が移籍したため、守護神の座を任されることになります。 そしてこの年、当時の星野監督の信頼に応え、最優秀救援投手を獲得。 それ以来、1995年まで抑えだけでなく先発投手としても活躍し、通算で106勝116セーブもの成績を上げました。 そんな郭 源治は躍動感あふれる投球フォームとあふれ出る闘志から踊る守護神と呼ばれ、ドラゴンズファンだけでなく野球ファンの全てから愛されました。

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