柳田悠岐選手 野手・福岡ソフトバンクホークス

柳田悠岐選手は今年、プロ野球史上初となるトリプルスリー達成と同時に首位打者を獲得し、打撃部門7冠を達成しました。 2010年にドラフト2位でプロ野球の世界に飛び込み、1年目、2年目と平凡な成績に終わりますが、3年目となった2013年には月間MVPの獲得や、オールスター初出場を果たすなど、飛躍のシーズンとなりました。

4年目の2014年に全144試合に先発出場し、中堅手のレギュラーを完全に獲得し、豪快な打撃フォームから15本塁打を記録しました。 そして5年目となった今シーズン、打率.363、34本塁打、32盗塁、99打点の好成績で球団初となるトリプルスリーを達成し、球史に名を残す活躍をし、チームをリーグ優勝と日本一に導きました。 もともと抜群のパワーとスピードで走攻守全てが非常に高く評価されていましたが、今シーズンが自己ベストの成績となりました。

また、今シーズンは右方向の本塁打に加え、逆方向となる、左方向の本塁打も増えました。現在行われている国際大会の代表にも選出されていましたが、けがで辞退となりました。現在、まだ27歳と若く、さらなる成績上昇も期待されています。 また、今後、プロ野球をけん引することも期待されています。