ドーハの悲劇の詳細

男子サッカー日本代表が経験した「ドーハの悲劇」の詳細

ドーハの悲劇

「ドーハの悲劇」とは、男子サッカー日本代表が1994年ワールドカップの出場権をかけたアジア最終予選で経験したイラク代表との試合のことです。

この試合はアジア最終予選の最終戦で、勝利すれば日本のワールドカップ初出場が決まるという重要な一戦でした。日本は試合開始から攻撃的なサッカーを展開して相手を押し込み、前半5分に先制するなど試合を優位に進め後半を迎えます。

一転、後半はイラクが主導権を握り、後半10分に同点に追いつかれてしまいます。その後も日本が守勢に回るもののイラクのきわどいシュートを防ぎ続け、後半24分にはゴールを決めて再びリードすることに成功します。

そして、試合終了間際のアディショナルタイムに悲劇が起こります。イラクはコーナーキックでゴール前にボールを送るのではなくショートパスを選択し、タイミングをずらした攻撃でヘディングシュートに持ち込みこれを決めてしまうのです。

そのまま2対2というスコアで試合が終了し、男子サッカー日本代表のワールドカップ初出場は幻に終わったというのがドーハの悲劇の詳細です。

ページトップへ