フランスW杯:中山雅史選手

そのキャラクターで人気を博し、知名度も高い中山選手

グランド

男子サッカー日本代表にとってW杯出場は長らくの悲願でした。 1994年のアメリカ大会のアジア予選では、初のW杯出場に王手をかけながら、試合終了前の同点ゴールを許し、出場権を逃してしまいました。 これは、ドーハの悲劇と呼ばれ、この言葉を知る人は多いのではないでしょうか。

そこから4年後のフランス大会のアジア予選を見事突破し、初のW杯本大会に出場することとなるのですが、その予選突破に貢献した選手の中には、ドーハの悲劇を経験した選手。 いわゆる、ドーハ組を多く含まれていました。

今回紹介する活躍選手は、中山雅史選手です。 そのキャラクターで人気を博し、知名度も高い中山選手ですが、この1998年フランスW杯では、ある偉業を成し遂げました。 それは、予選グループリーグ第3戦のジャマイカ戦で、日本人初のW杯における得点者となったことです。 この大会で、日本代表は、予選グループリーグで3戦3敗となり、予選敗退となりましたが、中山選手の得点により、男子サッカー日本代表の歴史に新たな1ページが書き加えられたといえるでしょう。

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