釜本邦茂 ストライカー

釜本邦茂は、サッカー日本代表の歴史上最も優れたストライカーと言っても過言ではありません。 身長は179cmと突出して高いというわけではありませんが、フィジカルが強いため当たり負けすることは滅多になく、抜群のジャンプ力で相手ディフェンダーの上からヘディングシュートをたたき込む強靱な選手だったのです。

右足の正確無比なシュートを武器に日本代表でも中心選手として活躍していましたが、外国人監督に「右足はインターナショナルレベル、左足は高校生レベル」と評されたことで発奮し、左足のシュートを集中的に練習して左右どちらでも強力なシュートを放てるワールドクラスの選手に成長したのです。

釜本擁する日本代表はメキシコオリンピックで開催国を破って銅メダル獲得という快挙を成し遂げ、日本のサッカー人気向上に大きく貢献しました。 現在のサッカー日本代表は海外で活躍する選手が増えているものの、未だに釜本邦茂を越えるストライカーは現れていないのです。