キングカメハメハ

2004年NHKマイルカップと日本ダービーを連勝した名馬

キングカメハメハはキングマンボとマンファスの間に生まれた牡馬です。

安藤勝巳騎手とのコンビで2004年のNHKマイルカップ→日本ダービーを連勝し、変則2冠を達成。 かつ、いずれもレコードタイムをたたき出すという離れ業をやってのけた名競走馬です。

秋には3歳馬による天皇賞・秋の制覇も期待されましたが、競馬の神様の残酷な仕打ちともいうべきでしょうか、レース2週間前に屈腱炎が発見され、天皇賞は無念の回避となりました。 その後、レースに復帰することは叶わず、現役を引退しています。

競馬をする人のみならず、一般の人にも広く知られている名馬、ディープインパクトが一つ下のダービーを制しており、キングカメハメハとディープインパクトのどっちが強いのか、という論争は、永遠に決着がつかないところとなりました。

引退後は、種牡馬として人気を集め、ディープインパクトが種牡馬デビューする前のリーディングサイアーに輝いている他、アパパネやローズキングダム、ルーラーシップやロードカナロアといったG1馬を基本的には中距離を中心に送り出しています。

もちろんディープインパクトの2世との2世対決も今では競馬ファンにとっての見どころの一つです。

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