バブルの最盛期の競馬について

競馬ブームの最盛期には多くのスターホースが誕生しました。

競馬

1980年代の後半に日本はバブルの最盛期を迎えていました。 この時代は競馬ブームでもあり、多くのスターホースが誕生して競馬ファンを大いに楽しませてくれました。 そんなスターホースの1頭がオグリキャップです。

この馬は今では考えられない2週連続G1レース出走という離れ業も行ったことがあるのです。 1989年の11月、京都のマイルチャンピオンシップを勝った後、翌週には東京でのジャパンカップに出走しました。 マイルチャンプオンシップは1600メートル、ジャパンカップは2400メートルと距離も違う上、G1競争という過酷な舞台でしたが、それぞれのレースで1着、2着と好走し、競馬ファンを感動させました。

レース内容も過酷で、マイルチャンピオンシップでは最後の直線で前が壁になって抜けきれず、絶望的な位置にいたものを最後に猛然と追い上げてバンブーメモリーをハナ差で凌ぎました。 また、ジャパンカップでは世界の強豪馬相手に善戦し、日本のファンを感動させました。 また、1年後の引退レースとなった有馬記念では、天皇賞とジャパンカップの大敗からの巻き返しで優勝し、ここでも多くの競馬ファンも感動させました。 歴史に残るスターホースでした。

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