競馬場に女性がいる時代に

バブルによって競馬場に女性が足を運ぶ時代に

女性

80年代後半から始まったバブル経済によって、それまで男性ばかりだった競馬場に、女性も足を運ぶようになったのです。 その理由は、もちろんお金に余裕ができたという理由もありますが、それ以上に大きな理由があります。 バブル経済の中頃ぐらいに、一頭の競走馬が登場したのです。

その馬こそ、多くの人が知っているであろうオグリキャップなのです。 競馬ファンからの支持は絶大で、芦毛の見た目も非常に可愛らしく、女性ファンを増やした大きな要因となったのです。 もちろん、競走馬としての実力も十分備わっており、だからこそ誰からも支持されたわけです。

いくら見た目が可愛くても、強くなければ決して人気にはなりませんから。 また、元々は地方の馬で、血統に関しても非常に地味だったのですが、それも人気となった1つの要因なのです。 この馬が登場したことで、競馬は一大ブームを迎えるようになり、女性ファンが激増したのはもちろんですが、馬券の売上も一気に上昇するようになったのです。

また、バブルの時代が終わってからも、競馬人気はその後も続いていき、97年頃に売上のピークを迎えたのです。 ただ、その後は不景気の影響もあり、売上の方も右肩下がりとなっているので、いかにあの頃の時代が凄かったかが分かります。

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