アーケイディアハンデキャップ

海外競馬のアーケイディアハンデキャップで優勝した競走馬

アーケイディアハンデキャップは1960年、サンタアニタパーク競馬場に新設されたレースで以前は10ハロン、約2000メートルで行われていましたが、のちに8ハロン、約1600メートルで行われるようになり、2001年からは名称をフランク・キルローマイルハンデキャップに改称し、2005年からはG1として行われているレースです。

このレースを制した競走馬で特筆すべきな馬はジオポンティです。 海外競馬通の人に馴染みがあるとすれば、2011年ヴィクトワールピサが日本馬で初めてドバイワールドカップを制した時に上位入線した馬としても有名です。 ジオポンティは2009年のこのレースで優勝しましたが、そこからなんとG1を4連勝し、海外競馬通ならだれもが知ってるアーリントンミリオンを制し、米国最高峰のレース、ブリーダーズカップクラシックでは当時最強のゼニヤッタ1馬身4分の1差の2着に大健闘し、存在感を発揮しました。 その後も安定した成績を続け、最優秀芝牡馬を2年連続で獲得するなど輝かしい実績を残しました。

G1としての歴史は浅いものの、輩出した有名馬は多くいます。 将来的なアメリカ競馬を支える馬がこのレースから出てくることも決して不思議なことではありません。

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