ジェンティルドンナ

海外競馬でも活躍、歴代賞金獲得額2位のジェンティルドンナ

ジェンティルドンナは、父ディープインパクトと母ドナブリーニの間に2009年に生まれた牝馬で、3歳牝馬クラシック3冠レースを制したほか、ジャパンカップを連覇するなど牡馬に混じって活躍しました。 生涯獲得賞金額は、海外競馬を含めて17億2600万円となっており、歴代2位の座に君臨しています。

3歳初戦のシンザン記念を勝利したことで、一躍桜花賞候補となったジェンティルドンナですが、調整不足のチューリップ賞ではハナズゴールの4着に敗れ、本番では2番人気に甘んじます。 しかし、直線では評価を覆す反応の良さで抜け出し、クラシックの1冠目を勝利、オークスへと駒を進めます。 2400メートルのオークスでは距離不安が囁かれ、更に人気を落とし3番人気となりますが、目の醒めるような末脚で圧勝、秋の秋華賞も制し3冠馬となりました。

ジャパンカップでは前年の牡馬クラシック3冠馬オルフェーヴルとの3冠対決に沸き、直線では長い叩き合いとなりましたがハナ差凌ぎ切り、見事栄冠を勝ち取りました。 古馬になってからは海外競馬でも活躍し、2年連続出走したドバイシーマクラシックでは2戦1勝2着1回と好成績を収めました。 2014年末の引退レース有馬記念で有終の美を飾り、通算19戦10勝G1レース7勝の成績を残して引退しています。

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