レイチェルアレキサンドラステークス
海外競馬の名競走馬が由来となったレイチェルアレキサンドラステークス
海外競馬には、競走馬や騎手、調教師などの人名に由来するレースが多数あります。 毎年2月にフェアグラウンズ競馬場で開催される海外競馬のレイチェルアレキサンドラステークスも、競走馬の名前に由来するレースです。 レース名の由来になったレイチェルアレクサンドラは、2000年代後半のアメリカを代表する名牝です。
3歳5月にG1のケンタッキーオークスを勝利後は、3歳牡馬クラッシックのプリークネスステークスに挑戦します。 そしてケンタッキーダービー馬のマインザットバードを破り、85年ぶりの史上5頭目による牝馬でのプリークネスステークスを勝利しました。 その後もG1を3勝し、2009年の年度代表馬と最優秀3歳牝馬に選ばれたのです。
こうしたレイチェルアレクサンドラの功績を称え、2011年にレイチェルアレキサンドラステークスが創設されました。 創設当初は総賞金15万ドルのG3レースでしたが、2015年にはG2に格上げされレースの総賞金も2016年には20万ドルまで上昇しています。 海外競馬でも注目度が高まっているレースですから、将来的にはこのレースの勝ち馬から、レース名の由来となった名牝に匹敵する競走馬が誕生するかもしれません。