ロイヤルデルタステークス

勝利した競走馬の名前に変更された海外競馬のロイヤルデルタステークス

海外競馬のロイヤルデルタステークスは、新しい重賞競走です。 元々はザビンステークスという名前で、2013年まで開催されていました。 しかし、2013年にザビンステークスを勝利した競走馬のロイヤルデルタを記念し、レース名が変更されたのです。

レース名の由来となったロイヤルデルタは、G1を6勝もした名牝です。 2011年には最優秀3歳牝馬チャンピオン、2012年と2013年には古馬牝馬チャンピオンと、3年連続エクリプス賞を受賞しました。 ちなみに父親のエンパイアメーカーは、種牡馬として日本に輸入されています。 これだけ強く歴史にも残る競走馬が前身のザビンステークスに出走したのは、2012年と2013年です。

2012年はオーサムマリアの2着に敗れましたが、2013年は2着馬に5馬身差をつける圧勝でした。 歴史的な競走馬が出走し圧勝してくれると、レース名を変更したくなるのは当然でしょう。 ロイヤルデルタステークスに変更後、G3からG2競走に格上げされました。 ダート8.5ハロンの距離は変わりませんが、格上げされたことで賞金も2倍以上も増加しています。 名牝が出走し勝利したことで、海外競馬でも注目度の増したレースと言えるでしょう。

ページトップへ