テイエムオペラオー

海外競馬を含めても世界で1番賞金を稼いだテイエムオペラオー

テイエムオペラオーが現役時代に獲得した賞金は、約18億3500万円となっています。 これは、2015年末時点で、日本だけでなく海外競馬を含めても、世界で1番の記録となっているのです。 つまり、現時点では何百年と続く競馬の歴史の中でも、最も多くの賞金を稼いだ競走馬となるわけです。

しかも、テイエムオペラオーは海外競馬には一切出走しておらず、全て日本国内で稼いだことになるわけです。 2位以下の競走馬は、海外競馬で稼いだ賞金が含まれていることも多いので、それを考えてもこの馬の凄さが分かると思います。 特に顕著だったのは、やはり2000年に古馬の中距離G1を完全制覇したことでしょう。

天皇賞春、宝塚記念、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念の5つのレースを、同一年で制覇したのはこの馬以外一頭もいないのです。 もっとも、この馬自身も最初から最後まで順調だったわけではなく、4歳時は皐月賞を1つ勝っただけですし、なかなか勝ちきれないレースが続いたのです。 また、6歳になってからは勝利したG1レースは天皇賞春のみだったので、5歳の時以外は苦労した馬でもあったわけです。 それでもこれだけの金額を稼いだわけですから、本当に偉大な馬であることが分かります。

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