ザビールマイル

海外競馬では珍しくない競走馬の名前が由来のザビールマイル

海外競馬のザビールマイルは、毎年2月の終わりか3月に始め行なわれるドバイのG2競走です。 芝の1600mで争われ、ドバイワールドカップカーニバルにも指定されています。

芝1600mの距離ですから、この後に控える芝1800mのドバイターフやダート1600mのゴドルフィンマイルに繋がる一戦となっています。 1着賞金は12万アメリカドル、賞金総額は20万アメリカドルですから、ドバイのレースとしては賞金額は低いです。 日本のG2レースと比べても、決して高い金額ではありません。

ザビールマイルの名前は、競走馬にザビールに由来しています。 ニュージーランドで生まれたザビールは、オーストラリアで競走生活を送ります。 現役時代は重賞4勝をあげる活躍をしましたが、超一流と呼べる成績ではありません。 ザビールが海外競馬でその名前を世界的に広めたのは、現役引退後です。

種牡馬入りしてからオクタゴナルなどオーストラリアの名競走馬を輩出し、一躍海外競馬に名を轟かせました。 その功績は生まれ故郷でも称えられ、ニュージーランドにはザビールクラシックというレースもあるほどです。 日本では少ないですが、海外競馬では競走馬の名前がついたレース名は数多くあります。

ページトップへ