ブーマー

日本プロ野球でのブーマーの活躍について

ブーマーは1980年代の日本プロ野球界で活躍した、人気外国人助っ人選手でした。 彼の本名はグレゴリー・ドウェインですが、1983年の阪急ブレーブス入団時に「ブームを呼ぶ男」という意味で、ブーマーと登録しました。

来日1年目から打率3割7厘を記録しましたが、日本プロ野球への順応がなされていなかったことから17本塁打に終わりました。 しかし2年目には完全に馴染んだこともあり、外国人プロ野球選手としては初の三冠王に輝きます。 また1987年には打点王、1989年には首位打者と打点王の二冠を果たしました。

1992年には福岡ダイエーホークスに移籍します。 ブーマーは当時すでに38歳だった上に、シーズン後半に絶不調に陥りました。 彼は打点王を獲得しましたが、この年での引退を決意します。

引退後はオリックスの臨時打撃コーチを経て野球代理人として活躍しています。 アメリカと日本の野球界の橋渡し役の功績もまた大きいと言えるのです。

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