初めてW杯出場に導いた岡田武史監督

男子サッカーの日本代表は悲願のW杯出場

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ジョホールバルの歓喜という言葉でも知られる、1998年のW杯フランス大会のアジア最終予選。イランとのアジア第3代表決定戦に勝ち抜いて、男子サッカーの日本代表は悲願のW杯出場を果たします。その際に代表を率いた監督といえば、岡田武史さんですが、彼は初めから代表を率いていたわけではありませんでした。

元々、アジア最終予選の時点では、代表の監督は加茂周さんでした。しかし、最終予選の最中、成績不振を理由に解任されてしまいます。その当時、加茂さんの元でコーチをしていた岡田さんに白羽の矢が立ったというわけです。

当初は、1試合限りの指揮とみられていましたが、チームの状況や予選のスケジュールを勘案し、そのまま正式に就任して、予選を戦い、晴れて本大会への出場権を勝ち取ります。その功績を称えて、本大会でもそのまま指揮をとりました。

1998年のフランス大会から、男子サッカーの日本代表は5大会連続でW杯本大会出場を成し遂げていますが、日本人監督が本大会で日本代表の指揮をとったケースは2回。実はそのどちらもが、岡田さんなのです。

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