バブル時代の競馬は馬主も多い

バブルの頃には馬主になる人の数も非常に多いものだったのです。

馬主

バブル時代の競馬というのは、馬主の数も多いものでした。 日本の競馬は賞金が高いので、馬を持っても元を取ることが出来るばかりかかなりの利益になるということもありますが、基本的には賞金は二の次であり道楽といった側面が大きなものとなります。 そして、馬を所有するというのは馬の購入代金はもちろんのこと、世話をしていくにもお金がかかるのでお金持ちでなければ所有をすることも維持をすることも難しいものとなっています。

しかし、バブルの頃というのは景気の良い人の数が多かったため使いみちの無くなったお金が競馬に流れ込んできて、馬主になる人の数も非常に多いものだったのです。 道楽として余裕を持って馬に投資をすることができる人の数が多かったため、不況の現代とは比べ物にならないぐらい余裕を持ってオーナーになる人がいました。

ところがバブルが崩壊をしてしまった後は、基本的にはマイナスにしかならない馬を所有することができる余裕のある人も少なくなってしまったので、馬主の数も縮小傾向となってしまいました。 また、馬を買う人が少なくなれば生産をしている人たちにもダメージを受けることになり、景気が交代した影響というのは競馬にも波及をしてくることとなったのです。

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